1905年(明治38年)9月4日「ポーツマス条約」
日本全権小村寿太郎(外務大臣)とロシア全権セルゲイ・Y・ウィッテの間で調印。日露講和条約ともいう。
(講和内容の骨子)
- 日本の朝鮮半島に於ける優越権を認める。
- 日露両国の軍隊は、鉄道警備隊を除いて満州から撤退する。
- ロシアは樺太の北緯50度以南の領土を永久に日本へ譲渡する。
- ロシアは東清鉄道の内、旅順-長春間の南満洲支線と、付属地の炭鉱の租借権を日本へ譲渡する。
- ロシアは関東州(旅順・大連を含む遼東半島南端部)の租借権を日本へ譲渡する。
- ロシアは沿海州沿岸の漁業権を日本人に与える。
1925年(大正14年)「日ソ基本条約」
樺太半島の北緯50度以北(北樺太)の石油・石炭開発権を日本が取得
【出典・参考】
- 「産経新聞」(令和5年1月4日付朝刊)
- ポーツマス条約 - Wikipedia